虫歯治療の詳細
治療は虫歯の進行の度合いによって異なりますが、初期の虫歯であるほど、歯を削る度合いも少なく痛みのない治療が可能です。進行してしまった虫歯についてはできる限り痛みを取り除き、歯を残す治療を行います。
また痛みが心配な方は、笑気麻酔や全身麻酔を用いて痛みを感じることなく、治療期間を短くすることが可能です。
- ●C1 エナメル質が溶けて浅い穴があいた状態
- 痛みや滲みるなどの自覚症状はありません。
歯を少し削り、レジン(歯科用プラスチック)で埋めます。

- ●C2 象牙質まで虫歯が進行した状態
- 痛みや冷たいものが滲みるような自覚症状があります。
歯を削り、神経を保護する薬を詰めて、レジン(歯科用プラスチック)もしくは型取り後インレーと呼ばれる詰め物を詰めます。

- ●C3 虫歯が神経にまで達した状態
- 激しい痛みを伴います。
神経まで達した場合は神経を取り除く「抜髄」を行います。虫歯部分を削り、インレー(詰め物) 、クラウン(被せ物、差し歯)の治療に加え、場合によっては、根管治療(歯の根っこの治療)が必要です。

- ●C4 むし歯が歯根まで進行した状態
- 激しい痛みは治まるが歯を残すことは難しい可能性があります。
状態に応じて根管治療(歯の根っこの治療)、支台築造(土台を作る治療)、抜歯(進行した虫歯)などの治療を行いますが、抜歯をした場合は義歯治療、インプラントなどの治療が別途必要です。
